2025年度の新学期が始まり、あっという間に2か月が過ぎました。各学年ではさまざまな授業やイベントが始まり、それぞれの学びが本格的に動き出しています。

1年生：オリエンテーション・オン・キャンパス

1年生は4月中旬に「オリエンテーション・オン・キャンパス（以下、オリキャン）」を行いました。これは新入生を歓迎し、学科への理解を深めるイベントです。

午前中にはラムネづくりを体験し、午後はランバスホールで運動会を開催しました。活動の合間には、手洗いの方法や授業内容に関するクイズもあり、楽しみながら学びにつながる工夫がされていました。
オリキャンを通じて、学科の雰囲気や先生方の意外な一面を知ることができたのではないでしょうか。

2年生：実験・実習科目が本格化しました

2年生からは、実験や実習の授業が増え、1年生で学んだ知識を実践的に深めていきます。

「基礎栄養学実験」ではラットの血清を用いた血糖値の測定を行い、「食品衛生学実験」では加工肉に含まれる食品添加物の量を調べました。
また、「調理科学実習」では和食・洋食・中華など、幅広いジャンルの料理を実際に作ります。授業時間が長く大変ではありますが、一つひとつの体験が確かな力につながっています。

3年生：大量調理実習がスタート

3年生では、「大量調理実習」が始まりました。各グループが設定された年代やテーマに合わせて献立を考え、実際に調理・提供まで行います。

また、「公衆栄養学実習」や「臨床栄養学」など、これまでの学びを活かす実践的な授業が増えてきました。授業外でも学生同士で集まり、課題に取り組む様子が多く見られます。
後期からは学外実習も始まるため、さらに実践力を高めていってほしいと思います。

4年生：国家試験に向けて日々勉強中です

4年生は、就職活動や病院実習が進む一方で、管理栄養士国家試験に向けた勉強も本格化しています。

模擬試験は3月末から始まり、現在は月1回のペースで実施中です。模試を通じて日々の努力の成果を確認したり、目標点に達していない科目を振り返ったりしながら、着実に準備を進めています。
長いようで短い1年間を、仲間と支え合いながら乗り越えていってほしいと願っています。

新学期を迎え、どの学年でも新しい挑戦や出会いがあったことと思います。
学生の皆さんが、日々の学びの中でやりがいを感じながら成長していけるよう、教職員一同、全力でサポートしてまいります。