管理栄養学科学科ニュース

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中国料理「桃李」コラボランチ開発プロジェクト 中国料理「桃李」での試作会レポート

2025.10.30 産学官連携 給食経営管理実習

管理栄養学科の学生たちは、ANAクラウンプラザホテル広島の中国料理「桃李」を訪問し、ホテルのシェフの皆さんと一緒に試作・試食を行いました。

学生が考案したレシピと、小林料理長が監修したレシピをもとに、実際に「桃李」で調理を担当されているプロの方々に試作していただきました。
目の前で繰り広げられるチームワーク抜群の調理の様子に、学生たちは思わず「すごい…!」と感嘆の声を漏らしていました。

  

  

試作では、学生考案のレシピに対して細やかな味の微調整をしていただきました。
例えば、しまなみリーフに“さっとボイル”を加える工夫や、タラを蒸し調理に変えることで臭みを抑えてふんわりと仕上げる方法、スープに卵を溶くことでまろやかにする提案など、プロならではの視点で多くの学びを得ることができました。

さらに、薬膳粥に使用する食材の選び方や、焼売の具材の大きさ、餡の練り方、包み方まで丁寧にアドバイスをいただきました。デザートの杏仁豆腐についても、「寒天だけで固めるとかたくなるので、ゼラチンや生クリームを加えるとより滑らかに仕上がります」と教えていただき、学生たちは納得の表情。

  

試食の時間には、プロの味を実際に確かめながら、学生たち同士や先生と意見を交わし、食感や味の工夫、調理の手順など、学びになるポイントをしっかり話し合っていました。

  

  

  

そして試作・試食の後には、学生と小林料理長が集まり、味や調理工程についての意見交換を実施して、互いの気づきや改善点を共有しました。

  

学生たちは、この経験を通して、プロの技術だけでなく、調理や提供に関する細かい工夫の大切さも学び、今後の実習やレシピ開発への意欲を一層高めました。

ANAクラウンプラザホテル広島のみなさま、ありがとうございました。

次回は本学にて小林先生と一緒に試作を行います。